第3回のPICMET Japan Talk meetingのご案内をいたします.技術経営に関する様々な話題を共有し,課題解決や研究・開発に向けて知識を共創していく場としたく,多くの皆様からの発表を募集しています(10分程度の発表時間を予定).今回はこの回の趣旨にご賛同いただいた江川様(Yahoo!JAPAN)のご厚意でYahoo!JAPANオープンコラボスペースLODGEにて実施します.
日時:2017年10月23日 18:30-21:00
場所:Yahoo! JAPAN オープンコラボレーションスペース「LODGE」
102-8282 東京都千代田区紀尾井町1-3 東京ガーデンテラス紀尾井町タワー17階
発表テーマは技術経営に関連するテーマであれば特に制限はありませんが,参考として以下のカテゴリを設置しております.カテゴリAは特別テーマとして新たに設けました.皆様,奮って発表の登録をお願いいたします.
*なお,発表申し込み多数の場合は調整させて戴きますので,宜しくお願いいたします.
―――テーマカテゴリー―――
A.特別テーマ:技術マーケティングについて考える
第3回Talk meetingでは,「技術マーケティングについて考える」を特別テーマに,発表を募集します.丹羽(2006)の指摘にあるように,技術は,マーケティングが扱う中核的課題である「いかに売れる製品を作るか」という製品計画を革新する能力を持っています.本特別テーマでは,皆様から技術をどのように活用することで,顧客を理解・創造してくことが経営において重要かについて考えていきたいと思います.
具体的には,技術の活用を念頭にした(1)新しい製品計画,(2)顧客との協働,および,そうしたことを実践していくうえでの(3)組織課題(技術者の育成,部門間連携など),そして(4)技術マーケティングのあり方全般,等について(理想でも構いませんので)皆様からの発表を募集します.【*丹羽清(2006).『技術経営論』,東大出版会.】
B.自由テーマ1:業務課題の改善・改革に関すること
例)本や研究などにある従来のやり方が通用せず,業務上の課題が解決できないので参加者の意見を聞きたい.
C.自由テーマ2:イノベーションに関すること
例)世の中で知られているやり方と違うやり方をしてイノベーションや事業成長を起こした(あるいは目指している)ので紹介したい.
D.自由テーマ3:その他:技術経営に関する話題提供
例)ベンチャーや起業、M&A、グローバル化,地域活性化など,自分が今考えていることについて参加者と意見交換したい
―――――
発表登録期限:10月16日(月)
*発表なしの参加の場合も,会場セキュリティの観点から事前登録が必要です.以上,宜しくお願い申し上げます.皆様からの奮ってのご参加をお待ちしております.
日時:10月23日(月) 18:30-21:00
場所:Yahoo! JAPAN オープンコラボレーションスペース「LODGE」
102-8282 東京都千代田区紀尾井町1-3 東京ガーデンテラス紀尾井町タワー17階
https://lodge.yahoo.co.jp/access_pc.html
(発表10分程度,質疑5分)
開始 | 終了 | 発表者 | 内容 |
18:25 | 18:30 | 白肌邦生 JAIST | 趣旨説明 |
18:30 | 18:40 | 古藤 遼 Yahoo! Japan | ヤフーの新オフィスとイノベーションについて* |
18:40 | 18:55 | 西中 美和 総研大 | ディスカッション活性化 |
18:55 | 19:00 | 白肌 邦生 JAIST | 技術マーケティングについて考える |
19:00 | 19:15 | 濱崎 和磨 ベネッセ | ”不易流行”とイノベーションのジレンマ |
19:15 | 19:30 | 板谷 和彦 香川大 | セミ・オープンイノベーションによる地域中小企業の技術マーケティング支援の検討 |
19:30 | 19:45 | 丹羽 清 東大 | 技術マーケティングの使命 |
19:45 | 19:55 | 休憩・交流 | |
19:55 | 20:10 | 村上 豊 オリックス | 技術経営に関する話題提供: 工場IoT (Industry 4.0)の具現化,ビジネスチャンス等 |
20:10 | 20:25 | 吉野 完 東京BizCreation | 事業の成長と経営形態について |
20:25 | 20:40 | 伊藤 伸 東京農工大 | 日本におけるURAの潮流と課題 |
20:40 | 20:55 | ホーバック 東大 | 地域住民の共助意識を高めるサービス設計手法の提案 |
20:55 | 21:00 | 白肌 | クロージング |
*会場提供側のヤフーから最初のアイスブレイク的な発表として、働き方改革とオフィスで生まれるイノベーションについて、10分ほど説明します。そこから本題のイノベーションに関する講演に入っていただければと思います。